SSブログ

鴨川シーワールド シャチパフォーマンス818 鴨川冬の陣 緒戦 [シャチ killerwhale]





*Equipment*
GoPro HERO8 BLACK
Manfrotto COMPACT MMCOMPACT-BK

鴨川シーワールド








社会性があるシャチは群れで協力し流氷の下からの奇襲や挟撃など、まさしく最強のスナイパーです。又、クリック音(音波)を捕食対象に当てて麻痺させ、捕食しやすくする行動も知られています。 浜辺にいるアシカなどに対して、そこへ這い上がって来て捕食する事例も目撃されています。

大型のクジラを襲う場合は、2頭でタッグを組み1頭がクジラの頭上で海面での呼吸を妨げ、もう1頭はクジラの下側から潜水を妨げ、挟み撃ちにして窒息させるなどの行動が観察されています。好物はクジラの舌で、他の多くの部分は食せずに放置されます。すなわち美味しいところしか喰わないグルメなんです。

攻撃力のポテンシャルも非常に高く、自分よりも遥かに大きいシロナガスクジラなどを襲ったり、獰猛なホホジロザメすら威圧し、シャチの前では敵になりません。「海の殺し屋」などと呼ばれることもありますが、同種間での攻撃的な行動はないとされています。 又、人を襲うことはごく稀で、捕食の対象として人間を襲う事はなく、人間が襲われるのはアザラシと勘違いしているものと言われています。

食性は肉食性で海洋における食物連鎖の頂点に君臨し、武器を使う人間を除けば自然界での天敵は存在しません。
逆にいえば、武器を使わないアルティメットでは地球上最強の生き物なのです。 数種類の生物を捕食することから獰猛で貪欲な捕食者、海のギャングとして恐れられていますが、知能が高く、捕食する以外の目的で生き物を殺すことはなく、すなわち、必要のないものをむやみに襲うことはしないのです。アザラシを捕食する際も子供に狩りを教えるために必要以上にもてあそぶ時があると報告されています。魚・イカ・海鳥・ペンギン、比較的大きなものではアザラシ・オタリア・イルカ・ホッキョクグマ、クジラやサメなど、捕食する獲物は多岐に渡り、それぞれの生息エリアで最も捕食しやすい動物を餌にするといわれています。

学名(Orcinus orca)はラテン語で冥界からの魔物。
シャチの特徴は、上側は黒く腹面は白色で、両目の上方に白い模様(アイパッチ)があります。背びれの根元には模様があり、水中ではカムフラージュ効果があるとされ、各個体の模様はそれぞれ異なるため、背びれの形状とともに個体識別に役立ちます。頭部は円錐形で特にオスの背びれは大きく2Mにも達し、肉食動物で、獲物を飲み込みやすい大きさに引き裂くために鋭利な歯を持ち合わせます。

一般的にシャチは冷水域を好みますが、世界中の海域に生息し、クジラ目としては珍しく地中海やアラビア海にも生息すします。捕食対象なる魚類や動物が多いことなどから、特に極地付近の沿岸に多く住み、地球上で最も広く分布する哺乳類の一種です。1日に100kmも移動することも報告されていて、日本では北海道の根室海峡から北方四島に多く、その他、和歌山県太地町にて度々目撃されていて、稀に東京湾での目撃例もあります。

シャチは大変活発な生き物で、ブリーチング(海面へ自らの体を打ちつけるジャンプ)やスパイホッピング(頭部を水面に出し辺りを見渡す行動)などの行動が観察されています。

体重5トンもあるシャチの泳ぐ最高速度は時速80キロに達し、哺乳類の中では水中を最も速く泳ぐことができます。クジラ同様、二種類の音を使い分け、一つはコールと呼ばれ、仲間のコミュニケーションに使用され、 もう一つはクリック音と呼ばれ、噴気孔の奥にある溝からメロンと呼ばれる脂肪で凝縮して音波をだします。この音波は物質に当たるまで水中を進み、その還ってきた反響音を下あごの骨から感じて、前方に何があるか判断することが出来るといわれています。この能力をエコーロケーション(反響定位)と呼び、このクリック音の性能は非常に優秀で、わずか数mmしか離れていない二本の糸を認識したり、反響音の波形の違いから物質の成分やは内容物まで認識することが可能だといわれています。